01-getting-started
はじめに / 初回セットアップ
インストール
MeloDear は アルファ版を公開中です。1.0 は段階リリースの途中で、まだ全機能が揃った正式版ではありません。
- 公式サイトのダウンロードページ <https://melodear.geshtalt.jp/download/> を開く
- MSI インストーラ(
MeloDear-x.y.z.n-x64.msi)を落とす - ダブルクリックして進める。インストール先は
C:\Program Files\MeloDear(全ユーザー向け)
zip 版も併せて置いてありますが、MSI を推奨します。MSI なら次の版が出たときに上書きインストールでき、
アプリ内更新(→ 更新とバージョン)も MSI で入れた場合だけ動きます。
インストール時に出るもの
- SmartScreen の警告:現在コード署名をしていないため「Windows によって PC が保護されました」が出ます。
「詳細情報」→「実行」で進めてください
- UAC(管理者の確認):
C:\Program Filesに入れるため出ます - 黒いコンソール窓:出ません。出た場合は不具合なので報告してください
VC++ ランタイム DLL 8 本がインストーラに同梱されています。MeloDear 本体がこれを動的リンクしていて、
再頒布可能パッケージが入っていない Windows では無いと起動しないためです。
素の Windows でも別途インストールは不要です。
アップグレード
新しい版の MSI をそのまま実行すれば上書きされます。アンインストールは不要です。
設定(state.toml)もライブラリ DB も残ります。詳しくは 更新とバージョン。
初回起動 — オンボーディングウィザード
初めて起動するとウィザードが立ち上がります。**テーマやキー表記を先に聞かれるのではなく、
まずライブラリを開いて、設定は最後**という順序です。
Step 1:ようこそ
[はじめる]で進みます。[スキップ]でウィザードを飛ばすこともできます。
Step 2:フォルダとコンテンツ種別、DB の置き場所
ここが一番重要な画面です。3 つ決めます。
(1) 音楽フォルダ — 「フォルダを選択」で音楽ファイルの入ったルートを指定します。サブフォルダも再帰的に見ます。
(2) コンテンツ種別(音楽 / Voice / Sample)
- 音楽:通常の楽曲ライブラリ(Artist / Album / BPM / Key が主軸)
- Voice:DLsite / FANZA 等の同人音声(声優 / サークル / 作品コードが主軸)
- Sample:DTM サンプル素材(UCS / one-shot・loop / サンプル分類が主軸)
フォルダに RJ 番号や d_ 作品 ID を見つけると「Voice を提案」などのヒントが出ます。
後から Library メニューで変更できるので、迷ったらそのままで構いません。
(3) ライブラリデータ(DB)の置き場所
- フォルダ内(おすすめ・既定):音楽フォルダごと移動できる
- 高速ドライブ+ミラー:ライブラリが NAS や外付けにあるとき用。読み書きは速いローカルで行い、
フォルダ側にはミラーが置かれる(配置先は推奨の %LOCALAPPDATA% か、場所を指定)
置き場所の詳細は データとファイルの置き場所 にあります。
例:
X:\Music\
├── Artist A\
│ ├── Album 1\
│ │ └── 01 track.mp3
│ └── Album 2\
└── Artist B\
このようなフォルダを選ぶと、配下の
mp3 / m4a / aac / flac / wav / aiff / aif / ogg / opus / wma / oga(11 種)が取り込まれます。
DLsite 等の音声作品の場合:
X:\DLsite\Audio\
├── サークル名\
│ ├── d_299991\
│ │ ├── トラック1.wav
│ │ └── cover.jpg
│ └── d_302410\
└── ...
このような構造でも、パス推論と cover.jpg の自動取り込みが効きます。
Step 3:初回スキャン
進捗バーが出ます。曲は登録され次第、順次一覧に表示されます(全件完了を待たなくても再生・閲覧可能)。
1 万曲規模でも快適です(ファイル全体の SHA-256 は背景で後追い計算)。
スキャンはバックグラウンドに送れます(設定を開いたり別モードに切り替えたりできる)。
BPM / Key などの重い解析はスキャンとは別で、Analyze ダイアログか背景解析キューで実行します。
Step 4:UI ツアー
スキャンを始めると、そのまま UI ツアーに入ります。
Library → Now Playing → Analysis → Discover の 4 画面を、実画面をスポットライトで示しながら案内します。
後から ? キー →[UI ツアー]でいつでも見直せます。
Step 5:基本設定
最後に見た目と単位を決めて[完了]です。すべて後から Settings で変えられます。
- テーマ:Dark / Light / System(OS 追従)
- キー表記:Camelot(推奨、DJ 向け
1A〜12B)/ Standard(C,C#m,Db…)/ Open Key(1d〜12m) - テンポ単位:BPM / MPM / 両方(並記)
BPM と MPM はどちらも DB に保存されるので、表示単位はいつでも切り替えられます。
ウィザード後の画面構成
ウィザードが完了するとメイン画面に切り替わります。デフォルトは Library モード。
┌──────────────────────────────────────────────────┐
│ 🎲 MeloDear ◐ ─ □ × │ ← タイトルバー
├──────────────────────────────────────────────────┤
│ File Edit View Library Playback Plugin Window Help │ ← メニューバー
├──────────────────────────────────────────────────┤
│ MeloDear Library Now Playing Analysis Discover… │ ← モード切替(6 モード)
├──────────────────────────────────────────────────┤
│ [波形 / オシロ / リニア / ログ / ミュージカル] │ ← ビジュアライザ帯
├──────────────────────────────────────────────────┤
│ Search or filter — Ctrl+Num8 │ ← 検索(トップパネル)
├──────┬──────────────────────────────────┬───────┤
│ 左 │ 楽曲リスト │ 右 │
│ パネ │ (Title / Artist / Album / Key / │ パネ │
│ ル │ BPM / Rating / Duration ...) │ ル │
├──────┴──────────────────────────────────┴───────┤
│ 下パネル(Libraries / Playlists / Tags) │
├──────────────────────────────────────────────────┤
│ [No track] [|◀ ▶ ■ ▶|] [波形] [メーター] [音量] │ ← トランスポート(常時下端)
├──────────────────────────────────────────────────┤
│ 11 tracks ◧ ◓ ◨ ⚙ │ ← ステータスバー
└──────────────────────────────────────────────────┘
- タイトルバー:フレームレスの自作タイトルバー。🎲 ダイスボタンでランダムジャンプ
(Shift を押しながらで未再生を優先)、◐ ボタンでテーマ切替。
Alt+Space で Windows のシステムメニューが出ます(Snap Layout も使えます)
- メニューバー:File / Edit / View / Library / Playback / Plugin / Window / Help
- モード切替:Library / Now Playing / Analysis / Discover / Projects / Stems の 6 モード
(Samples は Library の左パネルのタブ、Mixing は現状 Library に統合されています)
- ビジュアライザ帯:波形・オシロ・スペクトラムを 5 タブで切り替え
- 左パネル(
Ctrl+Num4):Browser(フォルダ木・<All Tracks>・絞り込み)と Samples のタブ - 右パネル(
Ctrl+Num6):選択中トラックの詳細・フォルダアセット・字幕・プラグイン - 下パネル(
Ctrl+Num2):Libraries / Playlists / Tags の 3 列 - トップパネル(
Ctrl+Num8またはCtrl+F):検索バーと列ブラウザ - トランスポートバー:再生コントロール(常に画面最下段に固定)
- ステータスバー右下:パネル表示トグル 4 つ + 設定(⚙)
左右のパネルに何を出すかは View メニューで入れ替えられます
(「左パネル: トラック詳細」「右パネル: プラグインチェイン」など)。
ライブラリの一覧表示は、ツールバーの「View ▾」から切り替えます。
- 音楽ライブラリ:Table / Cards / Album / Album Grid / Tree +
Camelot ホイール / Mood マップ / Similarity マップ / Waveform リストの 9 種
- Voice ライブラリ:Camelot / Mood が消え、代わりに
作品リスト / 作品カード / 作品ワイドカード / 作品ブラウザ が出る
- Sample ライブラリ:Album Grid / Tree (Category) / Waveform List の 3 種
Column Browser は Window メニューから開けます。
複数ライブラリの管理
別フォルダを追加したい場合:
- 下パネル(
Ctrl+Num2)の「Libraries」列 →「+ Open Library...」 - 既存ライブラリは即座に切り替え可能(DB は別管理)
これにより「Music」「DLsite Audio」「Sample Library」のように用途別に分けられます。
登録せずにその場で聴きたいだけなら、フォルダ視聴(Ctrl+Shift+O)が使えます
→ ライブラリとトラック管理。
次のステップ
- ライブラリの使い方 → ライブラリとトラック管理
- 再生の使い方 → 再生・モード・プラグイン
- 音声作品が「Track 1」だけ表示される → スマートプレイリスト・フォルダアセット・同人作品照合
- 設定を全部見たい → 設定ファイル
state.toml - どのファイルをバックアップすべきか → データとファイルの置き場所