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スマートプレイリスト・フォルダアセット・同人作品照合

ここでは MeloDear の高度な機能を扱います。

スマートプレイリスト

ルールベースで動的に内容が変わるプレイリストです。

作成

  1. 左パネル「PLAYLISTS」セクション → 「+ New Smart Playlist...」
  2. エディタダイアログが開く
  3. ルール型を選び、値を入れる。ルールは複数足せて AND で組み合わされる
  4. Preview で該当曲数を確認
  5. Save で保存

使えるルール型(12 種)

自由なフィールド+演算子の組み合わせではなく、あらかじめ用意された 12 種から選ぶ形です。

ルール型入れる値
BPM range下限・上限
Camelot keyキー(5A など)
Camelot compat基準キー(隣接キーも含む)
Energy range下限・上限
Rating min下限(0–100)
LovedLoved のみ
Genreジャンル名
Artistアーティスト名
Tag (any)タグ名(どれか一致)
Never played(値なし。一度も再生していない曲)
Played since日付
Saved search保存した検索クエリ

例:「高評価でまだ聴いていない House」

これだけで、ライブラリにそのジャンルの新曲を追加するたびに自動的に反映されます。

より細かい条件(play_count < 3 のような比較)は、スマートプレイリストではなく
検索バーの構文で書けます。書いた検索は Saved search として保存し、
Saved search ルールでプレイリストに載せられます。
→ 検索構文

検索条件を保存して使う

検索バーに条件が 1 つ以上入っていると「この条件を保存…」が出ます。
保存した検索は Saved search ルールでスマートプレイリストに載せられます。
検索構文ヘルプはクリックすると構文をその場で挿入できます。
(Voice 独自のフィルタは保存の対象外です。)

ソート・件数制限

フォルダアセットビューア

右パネル「フォルダアセット」タブ(詳細パネルのタブ 2 番目)で、トラックと同じフォルダにある画像・テキストを見られます。

表示されるもの

操作

フォルダパスをクリックで開く

フォルダパス表示の文字列をクリックすると、Windows エクスプローラー(または Settings →「操作」→「外部ファイラ」で指定したコマンド)で開きます。トラック右クリックの Reveal in Explorer でも同様に開けます。

パス推論(音声作品・iTunes フォルダ等)

DLsite / DMM / Fanza の音声作品では音声ファイルにメタデータタグが入っていないことがほとんどです。MeloDear は フォルダ構造から Artist / Album を推論 して DB を補完します。

設定

Settings →「外部メタデータ」→「パス推論」セクション

既存値の保護

既に手動編集した Artist / Album は 上書きされません。推論はあくまで 空欄を埋める だけです。

スキャン後

スキャン完了後、ライブラリリストで以下のように表示されるようになります:

Title          Artist         Album      Key  BPM  ...
トラック1.wav   巨乳大好き屋   d_299991    -    -
トラック2.wav   巨乳大好き屋   d_299991    -    -

Artist / Album が補完されていればソート・フィルタにも活用できます。

DLsite / DMM オンライン照合(Phase 6h.2、opt-in)

パス推論で work_code(d_299991 / RJ123456 等)が抽出できたら、公開ページから 正式タイトル・声優・ジャンル・サムネ画像 を取得して補完できます。

注意事項

設定

Settings →「外部メタデータ」→「DLsite / DMM」セクション

実行

ライブラリでトラック選択 → 右クリック → オンラインで照合(自動)

結果が lookup_metadata テーブルにキャッシュされ、プレビューダイアログで確認 → Apply で空欄カラムに反映。既存値は保護されます。

照合できなかったときの受け皿

Library メニューに、照合まわりを立て直すための項目があります。

項目何をするか
未特定の作品(検索失敗)…タイトル検索で特定できなかった作品の受信箱。コード(RJ… / d_… / URL)を直接入れて強制的に確定させたり、再検索したり、DLsite を開いて探したりできる
直近の自動取り込み…起動時やフォルダ監視で勝手に増えたトラックの一覧。その場で「作品を編集…」へ飛べる(再起動で消える一時リスト)
サークルコードを一括補完…RG コードをまとめて埋める
セクション整合チェック…セクションや Voice ソート用の派生キャッシュを埋め直す

「照合したのに何も起きない」ときは、まず 未特定の作品(検索失敗) を見てください。

コンテンツ種別 Voice(同人音声)

ライブラリ登録時に Voice を選ぶと、音楽向けの Artist / Album 表示の代わりに 声優 / サークル / 作品(RJ コード) を第一級メタとして扱います(ADR-0018)。

できること

作品ワイドカード / 作品ブラウザ」の 4 種(Voice ライブラリのときだけ出る)

詳細パネルの「文字起こし (Whisper)」

→ 検索構文

音声作品の取り込み方(4 通り)

やり方どこから向いている場面
ライブラリのスキャン通常のフォルダ登録すでに展開済みの作品がフォルダに並んでいる
ZIP を投げ込むVoice ライブラリに ZIP を DnDストアから落とした ZIP をそのまま入れたい
作品フォルダを追加…Library メニュー1 作品だけ足したい。ライブラリ全体の再スキャンを起こさない
Ci-en から取込み…Library メニューCi-en の記事から音声を取る
DOM-Alpha から取込Settings →「外部メタデータ」旧 DOM-Alpha の DB.sqlite から移行する

ZIP 取り込みは Zip Slip を拒否し、CP932 のファイル名にも対応します。
余計なルートフォルダは剥がし、作品コードを再照合してフォルダ名に付けます。
同名フォルダが既にある場合は上書きしません。

Ci-en 取り込みは記事 URL からプレビューを取り、サークル候補を選んでから音声を選択・DnD します。
パスが長くなりすぎるときは「パスが長すぎます」と出るので、そこでフォルダ名を短くできます。

作品の情報を手で直す

トラック右クリック(または詳細パネル)の 「作品を編集…」 で、作品単位のメタデータを直せます。

既存資産の種別マイグレーション

Settings →「外部メタデータ」の「既存資産を種別マイグレ」で、
音楽ライブラリとして取り込んでしまった音声作品を整えられます。

統合は元に戻せません。 実行前に DB のバックアップが取られますが、
何をするか分かってから押してください。

Voice 再生パネル

Voice ライブラリで再生すると、専用の再生パネルが出ます。

章リスト章をクリックして頭出し
スリープタイマー15分 / 30分 / 60分 / 現章の終わり / 作品の終わり
速度・ピッチTempo とピッチを個別に
L/R バランス左右の振り分け
3 バンド EQ低 / 中 / 高(dB)
レジューム位置前回どこまで聴いたか

ラベルをダブルクリックすると個別にリセット、[既定に戻す]で全部戻ります。

字幕パネル

右パネルの字幕タブで、sidecar の字幕ファイルを作品に紐づけられます。

Now Playing では波形の上に字幕レーンとして重なります。

まだ発展途上の部分

音楽ライブラリとして登録した同人音声は従来どおり パス推論 + オンライン照合 で運用できます。Voice として登録すると、今後の Voice 専用機能の恩恵を受けやすくなります。

Now Playing をシェアする

右クリックまたはトランスポートの「再生中をシェア…」から、
再生中の曲の投稿文とシェアカード画像を作って SNS に投げられます。

投稿先は Bluesky / X / Mastodon / Misskey。Mastodon と Misskey はインスタンスの指定が要ります。

仕組み:画像をクリップボードに載せ、本文を付けた投稿画面をブラウザで開きます。
投稿欄で Ctrl+V すると画像が付きます(アカウント連携はしません)。

作品名を伏せる設定が 3 段階あります。

alwaysいつも伏せる
r18-only(既定)年齢指定のある作品だけ伏せる
never伏せない

声優名とタグは最大 3 件まで載ります。ハッシュタグと「via MeloDear」は設定で付け外しできます。
Bluesky は 300 文字を超えると、黙って切らずに投稿を止めます。

音の修復(Repair Assistant)

トラックを選んで診断し、クリッピングや DC オフセットを直した別ファイルを書き出せます。

クリッピングが検出されるとヘッドルーム付与が自動で ON になります。
診断結果は DB に残るので、あとから見返せます。

AI 改善への協力(試験的・既定 OFF)

Settings →「AI モデル」にある opt-in です。

ジャンルやサンプル分類をあなたが訂正した操作から作った「プロトタイプ」
(CLAP 埋め込みのクラスタ重心)を集約サーバへ送り、分類の精度を上げるのに使います。

送られるのは重心ベクトルで、音声ファイルそのものやファイル名は送りません。

Settings 詳細

Ctrl+, または右下 ⚙ で Settings オーバーレイ。左の一覧は 4 グループ・11 タブです。

グループタブ
一般外観 / 操作 / 表記・単位
オーディオ・操作補助オーディオ / アクセシビリティ
連携・拡張外部メタデータ / プラグイン / AI モデル / シェア
システムメンテナンス / 詳細・情報

全設定キーと既定値は 設定ファイル state.toml にあります
(ソースから自動生成しているので、増えても古くなりません)。ここでは各タブの見どころだけ。

外観

操作

表記・単位

アクセシビリティ

オーディオ

外部メタデータ

プラグイン

AI モデル

不足時はこのタブに原因と対処が出ます

シェア

メンテナンス

melodear.db が異常に大きくなったときに使う(進捗表示と中断あり)

[除外リストをクリア]で戻せる

詳細・情報

→ データとファイルの置き場所

→ MCP ツール

各タブの設定は [適用] で保存、[破棄] で戻します。すべて state.toml に永続化されます。

ファイルへの書き戻しについて。 MeloDear は原則として音声ファイルに書き戻しません(ADR-0008)。
唯一の例外が「外部メタデータ」タブの 評価のファイル書き戻し で、これを ON にしたときだけ
星と Loved が MP3 / FLAC のタグ領域に書かれます。既定は OFF です。

エクスポート

File → Export メニューから 3 つ:

プレイリストの M3U8 / JSON / CSV 書き出しと Rekordbox XML は、いまのところ
CLI 側にだけあります(melodear export playlist)。
→ CLI コマンド


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