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ライブラリとトラック管理

Library モードは MeloDear の中心です。一覧表示、ソート、フィルタ、メタデータ編集が全部ここで行えます。

トラックリストの基本

列のカスタマイズ

設定はライブラリごとに state.toml に保存され、次回起動時に復元されます。

列プリセット

列ヘッダー右クリックのピッカーから、今の列構成(表示・順序・ピン・幅)に名前を付けて保存できます。
「Show All Columns」「Hide Optional Columns」「Reset to Default」もここにあります。
コンテンツ種別を行き来するとき、用途別に保存しておくと戻すのが楽です。

ソート

マルチソート — 列ピッカーで「マルチソート: ON」にすると、複数の列に順位を付けて並べ替えられます
(例:Artist 順のなかで BPM 順)。順位はヘッダーにバッジで出ます。

検索とフィルタ

トラックの選択

選択は 複数曲メタデータ一括編集 や Analysis モード比較 で活用。

右クリックコンテキストメニュー

トラック行を右クリックすると以下のメニューが出ます:

メタデータの編集

単曲編集(Edit Metadata)

右クリック → Edit Metadata で iTunes 風のタブダイアログが開きます。

OK で一括保存、Cancel で破棄。

重要:このダイアログの保存先は MeloDear 内部 DB のみ。音声ファイル本体や iTunes タグ(com.apple.iTunes:*)には書き戻されません(ADR-0008 / ADR-0004 D1)。

例外がひとつだけあります。Settings →「外部メタデータ」→ 評価のファイル書き戻し を ON にすると、星と Loved だけは MP3 / FLAC のタグ領域にも書かれます(ADR-0023 D2)。既定は OFF です。

ファイルの星と MeloDear の星が食い違うとき

iTunes や Mixed in Key などで付けた星がファイルのタグに入っていると、
MeloDear の DB の星と食い違うことがあります。その曲を再生すると詳細パネルに

タグと MeloDear の評価が異なります

と出て、[ファイルの値を取り込む]/[MeloDear の値を維持] を選べます。
勝手に上書きはしません(スキャン時も、DB 側が空欄のときだけ自動で取り込みます)。

複数曲一括編集

複数選択中に右クリック → Edit Metadata で「複数曲一括編集モード」に切り替わります。

連番リネーム

複数曲を選んで「連番リネーム…」を開くと、タイトルをまとめて付け直せます。

フォルダアセットの track_list.txt から取り込んだタイトル一覧も、ここに流し込めます。

メタデータ履歴

すべての編集は metadata_revisions テーブルに履歴として残ります。右パネルの「Revisions」セクションで過去の値に revert(取り消し)できます(ADR-0010)。

解析(Analyze)

トラックを選択 → 右クリック → Analyze... で解析ダイアログを開きます。複数選択中なら選んだ全曲をまとめて解析できます。ダイアログで実行したい項目にチェックを入れて開始します。

Start Analyze を押したときの項目チェック・未解析のみ・古い解析の再解析・Whisper モデルは次回ダイアログを開いたときに復元されます(Cancel では保存しません)。ダイアログ上部のプリセットから Voice 標準(波形・Artwork・Embedding・役割・イベント。曲構造と Feature Vector と Transcribe は含まない)や Music 標準、全選択/全解除を1操作で適用できます。「現在の選択を保存…」で名前付きプリセットを追加し、アプリ再起動後も使えます(組み込みプリセットは削除できません)。

解析項目:

Sononym 風 facet(brightness / harmonicity / noisiness / rms_db / crest_db 等)は解析ダイアログの独立した項目ではなく、Feature Vector から派生する指標です。検索やフィルタで使えます(Sample 種別で特に有用)。

「only missing(未解析のみ)」オプションで再解析を避けて高速化可能。

バックグラウンド実行と進捗コントロール

解析を開始するとダイアログは閉じ、処理は バックグラウンドで継続 します。解析中もライブラリの閲覧・再生・編集はそのまま行えます。

画面には常駐の進捗バーが表示され、ここで以下を操作できます:

解析カバレッジバッジ

トラック行のバッジにカーソルを合わせると、その曲でどの解析が済んでいるかが種別ごとに出ます。

まだ実装されていない項目は分母から外れるので、100% にならないときは何が足りないかがここで分かります。
次の「信頼度バッジ」とは別物です(あちらは結果の確からしさ、こちらは項目の埋まり具合)。

信頼度バッジと再解析

ML 解析(Mood / Genre / Sample 分類)には ONNX ランタイムが必要です。必要なランタイム DLL はアプリに同梱されるため通常は追加インストール不要ですが、モデル自体は Settings →「AI モデル」から導入します(不足時はそこに導線が出ます)。

ビューモード(View ▾)

ツールバーの 「View ▾」 から、ライブラリの表示方法を切り替えられます。大きく「基本」と「分析」の 2 グループに分かれています。

基本:

Voice ライブラリのときだけ出るもの:

分析:

リストは大量の曲でも軽快に動くよう 仮想化 されており、A–Z 索引 で頭文字へ素早く移動できます。さらに細かい絞り込みを階層的に行いたいときは、Window メニューの Column Browser を併用します。

Cue ポイント / A/B ループ

トラック詳細パネルから設定可能(再生中なら波形上の位置から)。Now Playing モードで詳しく見られます → 次のページ。

タグ機能(任意)

各トラックに自由なタグを付けられます(右パネル「Tags」セクション)。

登録せずに聴く — フォルダ視聴と Places

ライブラリに取り込まずに、フォルダをその場でブラウズして再生できます。

視聴中に気に入ったら:

視聴しただけでは DB に何も残りません。 明示的に押したときだけ登録されます。

ライブラリの保守

Library メニューにある操作です。

項目何をするか
Scan(Ctrl+R)差分スキャン。増えた・消えたファイルを反映
Full Rescan内容が変わっていないファイルもタグ再パース・レーティング取込・パス推論を再適用する。バージョンアップ後や設定を変えた後に使う
Check Missing Files欠損ファイルの軽量スイープ(probe も hash もしない)。逆にディスクにあって DB に無いものは取り込む
コンテンツ種別: 音楽 / Voice / Sample既存ライブラリの種別を後から変えられる。列・解析項目・ビューが切り替わる
未特定の作品(検索失敗)…照合できなかった作品の受信箱(→ 高度な機能)
直近の自動取り込み…起動時やフォルダ監視で勝手に増えたトラックの一覧
作品フォルダを追加… / Ci-en から取込み…音声作品の限定取り込み(→ 高度な機能)

Full Rescan は全ファイルを読み直すので、大きなライブラリでは時間がかかります。
普段は Scan で足ります。

トラブル:曲が表示されない

それでもダメなら トラブルシューティング を参照。


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